㐧二音楽室最大のジレンマ。

今朝ジョギングをしていたら、
中学校の塀の上に小鳥がとまっていた。

ピーピーと気持ちよさそうに鳴いている。
すると木の上にいた他の鳥が
それに応ずるようにしてさえずる。

「これでいいじゃないか」と思った。

歌うのは気持ちいい。
気持ちよければ、人の目なんてどうでもいい。
ザッツ・オール。

気持ちよく歌いたいなら
うまいとか、うまくないとか、
そんなことはどうだっていい。

音程?リズム?関係ない。
そんなことを気にしなくても、
十分に人のこころを震わせる歌は唄える。

(そのことは『魂うた』という
歌のワークショップで実際に体験していることだ)

だからテクニックなんていらない。
そんなふうに思っていた時期もあった。

でも、僕は歌がうまくなるととてもうれしい。
息が通るようになったり、
声が響くようになったり、
いままで歌えなかったキーの歌が唄えるようになったり、
それはやっぱりとてもしあわせな瞬間だ。

そのためにボイストレーニングをしたり、
いろんなことを教わったこともとても役に立っている。

そんなことを何にもしない私のままでも
いい歌はうたえる。

というか、むしろ
「うまくなろう」とする気持ちや
そのためにしていることが
かえっていい歌を遠ざけることさえある。

でも、上達するのは
やっぱりどうしてもうれしい。

いろいろなやり方を駆使して
唄うことを自由にしていくのは
心ときめく冒険なのだ。

それで、僕はいつも
「歌がうまくなること」と
「いい歌をうたうこと」のジレンマを抱えている。

仕事の上でも
『歌の稽古場』のように上達を目指したものもあれば、
『魂うた』のように技術無用のものもある。

そのあたりが先々整理されていったなら、
もう少し歯切れのいいことが言えるようになるのかなあ。

あるいはそれは車の両輪のようなものなのか。

(よかったらクリックして応援してもらえるとうれしいです)
http://blog.with2.net/link.php?1800152


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする