歌うとき、私はなにをしているのか。

8月6日(土曜日)に大阪で行う
『高落 伸さんと歌のひみつを目撃する。』
というワークショップで、
確認できることの一つに、

「歌うときに、私はなにをしているのか。」

があります。

たとえば、いま
歌ってみてくださいと言われたら、
僕たちは
(ちょっとびっくりするでしょうけど)
さっと歌いはじめることができると思います。

けれど「歌う」ときにしている
「人前に立つ」「呼吸する」「声を出す」
という一つ一つの動作を
意識はしていないと思います。

その一つひとつを、
時間をゆっくりにするようにして
確かめていったらどうなるか。

このワークショップに限らず、
たとえば、
楽器を学ぶときなんかでもそうですが、
「自分に対する自覚」
が得られるのは
けっこう楽しいものです。

僕が習っているギターでいうと、
自分でも無意識にしている
指の動きかたをちょっと指摘されるだけで、
驚くほどスムーズになったりします。

それを歌でやったら、どうなるか。

おそらく
「人前に立つ」だけでも、
結構いろんな気持ちが動くんじゃないかと
想像します。

そして、
人の前で「呼吸」してみる。

もしかしたら、
息が浅くなるかもしれません。

歌は、息でできています。
その息は、人前に立つことで
どんな影響を受けているのか。

それがわかれば、
普段どんなふうに歌おうとしているかを
自覚するチャンスが生まれます。

そして、
その息の流れにのって、
声が出てきます。

いままでどおり出すのと、
「人前に立つ」自分
「呼吸する」自分を
確認した上で出すのとでは、
声の出かたは、どう変わるのか。

こうした繊細な違いを見極めるためには
それに見合う「よい視力」の持ち主が必要です。

今回ワークショップを
リードしていただく高落 伸さんは、
仕事のカウンセリングで、また、
趣味として行っている武術で、
かなり微細な領域を探求されています。

いま思い出すのは、
伸さんにタックルしようとして、
手をさわられた瞬間にヘナヘナと力が抜けて、
その後、笑いが止まらなくなった
不思議な体験のこと。

一度、武術の稽古に
つれていってもらったときには、
ほんの少しの「触れかた」の違いで、
人が吹っ飛んだりするのを見ました。

なにをどうしているのかは
分かりませんが、
とにかく意識のしかたが、違うらしい。

そんな伸さんの見立てで
「人前に立つ」「呼吸する」「声を出す」
状態を確認したら、僕の場合、
かなりガチガチの自分に出会う気がします。

そして、そこから、
やわらかく脱力し、気持ちよく出てきた息に、
ふわっと声を乗せて歌うコツをつかめるかも。

すでに、このワークショップに
申し込んでくださった方の一人が、
伸さんを
「柔らかくって、あったかくって、ふんわり」
と表現されていました。

そんな伸さんの
ふんわりとした場に見守られながら、
私たちのからだから出てくる歌。

自分で歌うことを想像しても、
いつもとは全然違うような気がするのです。

ということで、
『高落 伸さんと歌のひみつを目撃する。』
まだまだ募集中です。

きっといままでしたことがない
体験になると思います。

よかったら、ぜひ!


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