踊るように話す。歌うように歌う。

今日も、
ライター、杉本恭子さんによる
橋本久仁彦さんへのインタビュー記事、

「わたしたちの身体を通って出て来ようとする言葉たち」

の話なのだけれど、
(この記事は、掘れるところがたくさんあるのです)

この中に
「ふわっと生まれるみたいに出てくるようなしゃべり方」
という表現がある。

ふわっと生まれてくるっていうのはね、
言葉と身体がイーブンで出てくるというか。

「たこ焼きおいしかったねえ」とか、
言葉と身体が同じ高さにいるような言葉、だな。

そして、このあと
人との関係から生まれる言葉について
語られていく。

会ったとたんに関係はあって、
友達に会えばふわっとできるものがあって。

向き合ってふたりの間にあるものを
ふっと感じたら言葉になるっていうことだな。

それまで自分のなかにはなかったのに、
誰かに会うから言葉が出てくるわけじゃない?

(略)

会ったとたんに、
会ったその人との自分が出てくるわけだ。

おそらく、だけれど、
僕が「仕事」というかたちで
人に出会いたがっているのは、
一つには、この
「会ったその人との自分」
に驚きたいからだと思う。

そして、もう一つは、
会ったその人と自分との間に
起きる現象を見たいから。

どちらもそれは、
いま僕が知っている自分とはちがう。

なにが出てくるか分からない。

だからこそ、面白いんだと思う。

記事の中で、
杉本さんが橋本さんの話し方について
こう語っている。

相手との間にある何かに反応して
言葉が出てくるというか。

まるでその言葉で
橋本さんが踊っているような感じさえします。

相手との間にあるものを「ふっと」感じて
踊るように話す人と、そうでない人。

歌うことにも、そのまんま言えると思う。

歌うように歌う人と、そうでない人。

『魂うた®』をやるとわかるのだけれど、
その違いを、
僕らは聴きわけることができる。

踊っているもの、
生きているものに、
僕たちは敏感なのだ。

でも、そう考えると、
こうして一人でキーボードを叩いている時間、
僕は、だれと話をしているのだろう?

たしかに、
一人ではないような気はしているのだけれど。

***

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㐧二音楽室 澤 祐典 について

こんにちは。澤 祐典(さわ ゆうすけ)と言います。 「㐧二音楽室」という屋号で『魂と繋がる歌の唄い方®』『歌と相談室』『歌の稽古場』といった人と歌を結びつける仕事を通して、自分にとって「本当のこと」を見つけたい人のお手伝いをしています。 書くこともとても好きなので『ことばの庭』というオンライン作文教室もしています。 このページを通して、どんな方と出会えるのかとても楽しみにしています。
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