歌は、情をととのえる。

こんばんは。
㐧二音楽室の澤です。

最近、少しかための
文章を読んでいます。

その一つが、
小林秀雄の『考えるヒント』。

この本に収録された
「言葉」というエッセイに
こんなことが書かれていました。

歌は
情をととのえる行為である。

(略)

本居宣長は
歌を礼に比べている。

(略)

喪を哭する(こくする)に
礼があるとは、
形式を守って泣け
というのではない。

秩序なく泣いては、
人と悲しみを
分かつ事ができない、
人に悲しみを
よく感じてもらう事が
できないからだ。

人は悲しみのうちにいて、
喜びを求める事はできないが、
悲しみをととのえる事はできる。

悲しみのうちにあって、
悲しみを救う工夫が礼である、

すなわち、一種の歌である。

ここに書かれていることは
『魂うた』での
歌のはたらきに近いと思います。

『魂うた』で歌うことは、
僕たちの内に存在する、
悲しみや喜びといった情、
あるいは、
名付けようのない<なにか>を
ととのえる行為である。

参加者は
『魂うた』のステージで
歌うことによって
自分の中にあった<なにか>を
よく感じることができる。

明るい歌、暗い歌、
しずかな歌、烈しい歌、

喜び、怒り、
悲しみ、楽しさ、

ひとの数だけ表れる
さまざまな歌が、
そのメロディが、リズムが、
ハーモニーが、心のなかの
「言えずにいたこと」を
ととのえてくれている。

誰かに話をきいてもらったときに
「言えた」「聞いてもらえた」
という事実だけで
問題は解決していなくても
らくになることがあります。

そんなふうに
僕たちは、歌にも
自分の内にある<なにか>
を聞いてもらって
ととのえているのかもしれません。

㐧二音楽室 澤 祐典 拝
(歌ってやっぱりすごい。)

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㐧二音楽室 澤 祐典 について

こんにちは。澤 祐典(さわ ゆうすけ)と言います。 「㐧二音楽室」という屋号で『魂と繋がる歌の唄い方®』『歌と相談室』『歌の稽古場』といった人と歌を結びつける仕事を通して、自分にとって「本当のこと」を見つけたい人のお手伝いをしています。 書くこともとても好きなので『ことばの庭』というオンライン作文教室もしています。 このページを通して、どんな方と出会えるのかとても楽しみにしています。
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