自分らしく歌うコツ。

「マネになっているのが、いや」

こんなコメントをよく耳にします。

あなたも同じようなことを
思ったことは、ないでしょうか。

僕はあります。

なんとなく、
マネになっているのが
みっともないような、
カッコ悪いような気がするんですよね。

では、マネにならず、
「自分らしく歌う」ために
必要なことって、なんなんでしょうか。

このことについて、
多くの人が
気づいていないことがあります。

それが僕たちを
「自分の歌」から
遠ざけているんです。

自分らしく歌うコツって?

こんにちは。
㐧二音楽室の澤です。

読んでくれて、
ありがとうございます。

最近、弾き語りの動画を
アップする事に
ハマっています。

聞いた人たちと
ワイワイ感想を言い合って、
自分では気づかない視点を
もらえるのが
すごく楽しいんです。

その感想を聞いてから
動画を見直すと、
前とはぜんぜん違うものが
聞こえてきたりします。

その「ワイワイ」の中に、
こんな質問がありました。

どんな曲を歌っても、
声質に合っていて
すごいなぁ~と思うのですが、
澤さんの「自分らしく」歌う
コツってなんでしょうか?

私は、練習し始めてすぐ
原曲との「違和感」
に悩まされまして……。

原曲から自由になる。

この質問を聞いて
僕も最初、原曲のマネから
入ったことを思い出しました。

サザンの桑田さん、
B’z の稲葉さん、
ミスチルの櫻井さんといった
クセのあるシンガーの
歌い方をマネして、
原曲通りに歌えるのが気持ちいい。

数年前まで
そんな感じだったと思います。

でも
『魂うた®』に出会ったり、
ボイストレーニングを受けたりする中で、
だんだんと
「原曲に近づけること」への
興味は薄れていきました。

とくに『魂うた®』の場合、
キーを変えたり、
リズムを変えたりして
原曲の世界をあえて
崩すことがあります。

そうすることで、
歌い手が持っている
原曲のイメージを超え、
「自分の歌いたいこと」に
フォーカスしてもらっているんです。

それで目覚ましく
歌がよくなるのを経験するうちに、
自分の歌についても、
原曲から離れることを
気にしなくなりました。

「自分らしい歌」って?

また、息や声が通るように
ボイストレーニングなどで
調整した体で歌うと、
どんなに原曲に似せようとしても
似なくなっていきます。

僕はわりとうまく
サザンの桑田さんの歌い方を
真似ていたんですが、
いまやると、
あんまりうまくいきません。

歌い方って面白いもので、
よりリラックスして
響かせて歌えるようになると、
自分の体に合った歌い方じゃないと
気持ち悪くなるんです。

もし桑田さんをやろうと思うなら、
一から、体ごと合わせていかないと
たぶんできない。

でも、その
「うまく真似られないところ」こそが、
「自分らしい歌」と呼ばれます。

原曲の完成された世界があって、
それに近づいたり、離れたりする。

その往復運動で得られる実りって、
すごく大きいと思います。

だから僕は、
原曲をマネることも
とても楽しいし、
大事なプロセスの一つ
じゃないかと思っています。

いま、あなたが歌いたい曲の場合、
原曲をマネたほうがいいでしょうか。

それとも、思い切って
離れるのがいいのでしょうか。

㐧二音楽室 澤 祐典 拝
(もしなにか響くところがあったら
 コメントをもらえるとうれしいです。)

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