あなたが歌を唄いたい場所は、どこですか。

こんにちは。
㐧二音楽室の澤です。

読んでくれて、
ありがとうございます。

「あなたが
 歌を唄いたい場所は、
 どこですか。」

そう聞かれて、
ぱっと思い浮かぶのは、
どんなところでしょうか。

台所の前、お風呂の中、道ばた、
カフェ、ライブハウス……

いろいろありそうですが、
一番多いのは、
カラオケボックスかなと思います。

デンモクで曲を選んで
ピピッと送信して、
伴奏が流れて、
歌詞を見ながらマイクで歌う。

採点機能もあって
「こないだ90点とった!」
と自慢する人も見かけます。

僕も学生時代から
カラオケ狂だったんですが、
歌の仕事をはじめてから

「カラオケで歌っていると、
 できないことがあるなあ」

と思うことが増えました。

たとえば、カラオケでは、
自分のタイミングで歌い出したり、
自分の音程やリズムで
歌うことはできません。

それから、
歌詞を見ながらだと、
体の感じにぐっと意識を向けて
歌うこともやりづらいです。

採点のために
音程やリズムを
正確にしようとすれば
なおさら「自分の歌」からは
遠ざかっていきます。

機械が気を利かせてやってくれる
伴奏、歌詞表示、採点などが、
その人から「自分の歌」を引き離す。

ギター伴奏で歌ったり、
バンドさんに演奏してもらったり、
㐧二音楽室でレッスンをしたりする中で、
そんなふうに感じるようになりました。

僕は中学生の頃から
何百回、何千回と
カラオケに行っています。

高音をシャウトして
友達に「おおーっ」と驚かれたり。

デートでいいところを見せたくて
十八番の曲を入れたり。

好きなアーティストの新曲が
配信された日にはうれしくて、
ワクワクしながら歌う順番を待ったり。

そんな良い思い出が
いっぱいあるんですが、
行かなくなっちゃいましたねぇ。

あくまで自分から、
自分のタイミングで、
自分の歌いたいことを。

そんなふうに
どこからも強制されずに
歌うことの喜びを
知ってしまったからです。

そして、
カラオケではない場所で、
人の生身の歌を聴きたい。

そう思って、
㐧二音楽室という場を
ひらいています。

あなたが
歌をうたう場所は、
どこですか。

その場所で唄う歌は、
あなたを十分に
表現できているでしょうか。

㐧二音楽室 澤 祐典 拝
(もし響くところがあったら
 コメントをもらえるとうれしいです。)

歌う人のためのメールマガジン、ご登録はこちらから。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする